浮世絵復刻版画

冨嶽三十六景

東海道保土ヶ谷
版画寸法:縦250 x 横380mm

北斎は壮年期に、数種の東海道の揃物を発表しているが、不思議とそのいずれの保土ヶ谷の図にも宿駅の賑わいを描かず、街道の往来を描いている。この図も「東海道保土ヶ谷」としていながら、一連の東海道シリーズと同様な、街道の往き交いを捉えたものとなっている。
ここでは駕籠かきや馬子、虚無僧などの往来が前面に描かれているが、やはり主題は松越しにみえる富士の面白さであったと思われる。というのは、本図にやや遅れた天保6 年(1835) に刊行された、『富巌百景』二編には、同様な構想の「松越の不二」が収められているので、それと知られる。
ちなみに、街道のこの場所は品野坂辺であろうとされている。

¥18,700(税込)

浮世絵専用額
寸法:縦51.0cm x 横35.0cm x 厚さ2.0cm
材質:木材・アクリル
重さ:1.3kg
日本製
価格:¥13,200(税込)




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