浮世絵復刻版画

冨嶽三十六景

武州千住
版画寸法:縦250 x 横380mm

彫師 渡辺和夫
摺師 吉田秀男
あえて北斎は、大きな賑わいをみせた宿場を描かず、荒川近くの掘割にある水門辺を描写している。ここでは、二人の男が釣りに興じており、その傍らを行く農夫は、馬をひきながら富士を眺めているという、のどかな光景である。
この図でも「隅田川関屋の里」などと同じく、画中人物の面貌を笠や腕で隠している。しかし、そのいずれの顔の位置や目線の方向は、観る者に自然と想像させる工夫がなされており、画面細部にまでも注視させる効果をあげているのである。
それにしても馬の顔までがたて髪で見えなくなっているのは、北斎のウイットなのであろうか。

¥18,700(税込)

浮世絵専用額
寸法:縦51.0cm x 横35.0cm x 厚さ2.0cm
材質:木材・アクリル
重さ:1.3kg
日本製
価格:¥13,200(税込)




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