江戸木版画とは

- 江戸木版画とは -

江戸のメディアであった浮世絵木版画が基礎となる技術・技法

木版画は西暦500年代後半、仏教の教えと共に日本に伝えられました。
その後江戸時代に入り、新聞や雑誌、ブロマイドといった庶民が日常に手にする情報を
手頃に印刷する手段として、浮世絵木版画が著しく発展しました。
その技術・技法は江戸時代後期に確立し、「江戸木版画」として
今日に至るまで職人の手によって伝統的に継承され続けております。

「経済産業大臣指定伝統的工芸品」「東京都伝統工芸品」

100年以上続く技法であること、一定の地域で伝統的に製造していること、など
日本を代表する工芸品の基準を定めた
「経済産業省指定伝統的工芸品」に指定されております。
また、東京都の伝統工芸品にも指定されております。

絵師・彫師・摺師の3人の職人による分業制で
創り上げる総合芸術

江戸時代と変わらぬ技術・技法を継ぐ職人である 彫師・摺師
職人を束ね、作品をプロデュースする 版元
江戸時代そのままの手法を守り、材料や道具を制作する 工房
みなが一丸となり、その文化の継承と発展に力を注いております。
順序摺り
江戸の人々が手にした鮮やかな色彩の浮世絵木版画。
摺師は十数回から三十回程度もの色を摺り重ね、作品を完成させています。
どのように色を重ねているか、その技の一部をご紹介します。

江戸木版画では、まず最初に主版の輪郭線を摺り、次に色版を摺ります。
色版は面積の小さい色、次に薄い色から優先して色を摺り重ねます。

ページトップへ戻る